こんにちは。けいすけです。
今日は、ロードバイクに乗っているときの姿勢の話をしてみたいと思います。
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どんな姿勢でロードバイクに乗ったら良いと思いますか?
今回は、姿勢の中でも特に背中についてですね。
背中は伸ばすべきなのか?
曲げるべきなのか?
ということを話をしていきたいと思います。
どのような姿勢でロードバイクに乗ったら良いのか?
という話をするときに、特に背中をどうしたら良いのか?
曲げるのか?伸ばすのか?
ということがあります。
以前、一定期間、背中は曲げた方が良い!
とよく言われていたことがあります。
また、反対に、背中は伸ばしていた方が良いんだよ!
と言われていたこともあります。
結局、どちらが良いのか?
ということですが、当然、考え方によって違います。
僕の考え方は、基本的には伸ばした方が良いだろうという考え方です。
では、なぜ伸ばした方が良いと考えるのか?
ということを説明していきます。
背中を伸ばした方が良い理由
背中を伸ばしたり、曲げたりするときに、どちらも色々なメリット、デメリットが出てきます。
こういうときに伸ばした方が良い、あんなときには曲げた方が良い…など。
僕は、そのように色々なメリット、デメリットが出て来る中でも、背中を伸ばす方がはるかにメリットが大きいと考えています。
そもそも背中をずっと曲げたままのスポーツはあるのか?
そもそも自転車という限られた範囲ではなく、スポーツ全体でみたときに、背中をずっと曲げたままのスポーツはあるのか?
ということを考えてみましょう。
僕は、無いと思います、思いつきません。
僕が思いつかなだけで、探せば、マイナーなスポーツで、背中を曲げた方が結果が良いというものがあるのかもしれませんが、メジャーなスポーツでは、ほぼ無いと思います。
陸上競技で、ずっと背中を大きく曲げたまま走っていて、その上速い…という人はいないと思いますし、野球のピッチャーやバッター、サッカーの選手でも、背中をずっと曲げている選手というのは、ほぼいないと思います。
![](https://kox.jp/wp-content/uploads/2021/04/4080649_s.jpg)
ただし、局所的にみたときに、背中を曲げるということ有ります。
例えば、陸上のクラウチングスタートや、水泳で飛び込む直前に体をグッと曲げたりするときなどのパワーを出す直前に、背中を少し曲げるという場合は有ります。
けれど、実はネットの画像検索などで調べてもらうと分かると思うのですが、今、例であげた2つの動作も、かなり背骨が曲がっている状況だとは思いますが、それでもそれほど曲っているわけではありませんよね。
![](https://kox.jp/wp-content/uploads/2021/04/1264703_s.jpg)
![](https://kox.jp/wp-content/uploads/2021/04/1258575_s.jpg)
他のシーンと比べるとそこそこ曲っている方だというくらいで、実は結構真っすぐになっています。
このように、
「よし、これから動くぞ!」
という直前に、背中を曲げてバネのようにエネルギーを蓄えます。
エネルギーを蓄えた後に、そこから一気に伸びてスタートしていく…、水泳であれば飛び込んでいく…、そのような状況のときに、背中を曲げるというメリットが出て来ると思います。
けれど、それ以外の状況では、ほとんど背中は真っすぐに伸ばしていくということが重要だと思います。
なので、例えば、ロードバイクにおいても、ここ一発!でものすごく大きなパワーを瞬発的に出すという直前に、パワーを絞り出す前のタメとして、一時的に背中を曲げるという状況はアリだと思います。
あまり、僕はやりませんが…。
それ以外のときには、基本的に、背中は伸ばす方が良いと思います。
背中を見たときに、完璧に背中を伸ばす、または完璧に背中を曲げる…ということは、当然不可能ですよね。
完璧に背中が一直線になるわけではないですし、あとは大きく曲げるということもなかなかできません。
![](https://kox.jp/wp-content/uploads/2021/04/1806568_s.jpg)
背中は、ほど良く真っすぐが良いです。、
自分の心の中の基本的な背中のイメージとしては、なるべく背中は真っすぐという方が良いと思います。
どちらにしても、ロードバイクに乗っているときには、どうしても背中は少ししなったような形になります。
背中を完全に真っすぐにするということは、かなり難しいと思います。
けれど、イメージの中では、真っすぐというぐらいで良いと思います。
背中を真っすぐにすると
ここまで、他の色々なスポーツを広くみて、状況証拠的に、
「背中が曲がっているスポーツはないよね」
という話をしてきました。
では、基本的に背中が真っすぐになると、どのようなメリットがあるのか?
ということを話していきます。
まずは、背骨を中心にした体の旋回をしやすくなります。
体を動かすときには、体を旋回させて、そこから力を絞り出していきます。
なので、背骨を中心にした旋回がやりやすくなります。
![](https://kox.jp/wp-content/uploads/2021/04/4689134_s.jpg)
他にも、背中が真っすぐになっていると、背骨を使った力の伝達がしやすくなります。
骨が一直線につながっていると、それだけ力が伝わりやすくなります。
なので、背骨は一直線に伸びていた方が良いと思います。
これについては話し出すと長くなるので、また別の機会に話していきたいと思います。
![](https://kox.jp/wp-content/uploads/2021/03/3702691_s-320x180.jpg)
まずは、背中を真っすぐにすると、このようなメリットがあります。
・背骨を中心にした旋回をしやすい
・背骨を使った力の伝達がしやすい
たくさんあるメリットの中でも、僕は、これらが最大のメリットだと思います。
なので、背中は真っすぐにした方が良いだろうと思っています。
少なくてもここは伸ばしておいた方が良い所
そうは言っても、背中は曲がっていた方が走りやすいよ!
という人が、もしいるのであれば、それはそれで良いと思います。
あなたの正解!だと思うので良いと思います。
ただし、少なくとも、ここは伸ばしておいた方が良いよ!
というところが有ります。
それは、肺の近くです。
背骨は大まかにみると、頸椎、胸椎、腰椎という、この3か所に分かれます。
![](https://kox.jp/wp-content/uploads/2021/03/4022148_s.jpg)
その中の胸椎周辺、胸のあたりを縮めて乗ると、どうしても呼吸がしにくくなります。
ロードバイクは、主に有酸素運動です。
ということは、酸素をたくさん取り込めた方が、運動としてはかなり優位だということです。
なので、呼吸がしにくいような姿勢は、多くの人にとってかなり不利になるだろうと思います。
なので、肺の近く、背骨の中でも、特に胸椎は伸ばしておいた方が良いだろうと考えます。
![](https://kox.jp/wp-content/uploads/2021/03/4022148_s-320x180.jpg)
まとめ
ということで、背中の姿勢について話をしていきました。
僕は、基本的に背中は真っすぐに伸ばした方が良いと思っています。
背中を真っすぐに伸ばすことによって、背骨を中心にした旋回や、力の伝達がしやすくなります。
なので、背中は真っすぐに伸ばした方が良いと思っています。
ということで、今回は終わりにします。
ありがとうございました。
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