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最初の1台を選ぶためのロードバイクの知識

こんにちは。けいすけです。

今日は、最初の1台を選ぶための基礎知識ということで話をしていきたいと思います。

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ロードバイクを買いたいけど何が良いのか分からない

今回は、ロードバイクをこれから買いたい!

あるいは、クロスバイクからロードバイクに新しく買い換える!

ロードバイクの1台目は既に買ったけれど、他にどういうロードバイクがあるのか?

ということを気にしている方のための話です。

まずは、ロードバイクをこれから買いたいがどうすれば良いのか?

何を買ったら良いのかわからない…

という方向けに話をしていきます。

ロードバイクは僕が考えている中で、大きく4つのグループに分けることができると思います。

今回は、その4つがどのようなモデルなのか?

ということを紹介していきます。

なので、これからロードバイクを買う際にどのようなものがあるのか、ということの基礎知識を持ってもらえたら良いな!

と思います。

基礎的な知識を抑えておいて損はありません。

今回は知識を解説していきますが、ロードバイクを選ぶ際には、最終的には知識だけではなく、色や見た目でカッコいい、あるいは、ここの形がすごく気に入った…など、知識だけではなくて直観も含めて買った方が良いと思います

長い間乗り続けるロードバイクなので、やはりスペックだけではなく、自分が一番納得ができるような形で購入するのが良いと思います

ということで、始めていきます。

だいたい4つのグループに分かれます

僕は、ロードバイクはだいたい4つのグループに分かれると考えています。

入門用、軽量オールラウンド、エアロロード、エンデュランスという、この4つです。

では、それぞれについて説明していきます。

入門用

まずは、入門用です。

初心者やこれからロードバイクを買います!

という方は、まずこのあたりから購入するのが良いと思います。

これが、4つのモデルの中で一番有名ですね。

入門用のロードバイクと言うものにカテゴライズされるものです。

まず1番の特徴は、コストを抑えて、購入しやすくなっています

価格で言うと、10~15万円くらいのものが多いです。

つまり、これがロードバイクと言われるものの中では、最低限くらいの価格になってきます。

そのためにコストを抑えて作られているので、各部品(コンポーネント)が少し安めのものを使っているのが特徴です。

ただし、後ほど話しますが、安めのものというだけで性能が劣っているというわけではありません

例えば、少し重たいもの、ギアの変速の段数が少ないものや、または、最近のロードバイクでハイエンドのものには、ディスクブレーキなどが付いているのですが、入門用では、ディスクブレーキではなく、従来のリムブレーキが付いているなど…、そのような違いがあります。

コンポーネントで言うと、 Claris(クラリス)や SORA(ソラ)などが良く付いています。

Shimano(シマノ)のコンポーネントでDura-Ace(デュラエース)やULTEGRA(アルテグラ)などを聞いたことがある方もいると思いますが、それらはかなり高級な方のコンポーネントになります。

そうではなくて、入門用には、価格が低い方のClarisやSORAが付いています

下位のグレードなので、かなりコスト的には安いものになりますが、基本的なロードバイクの性能には何も問題はありません

なので、入門用を購入したとしても、全く問題はありません

コンポーネントはSORAで問題ない!こんにちは、けいすけです。 今回はコンポーネントの話をします。 「コンポーネントはSORAで問題ない!」というテーマになりま...

重量ですが、ロードバイクと言われる中では、かなり重たい方に分類されます。

だいたい10㎏などが多いです。

9㎏くらいのものもありますけれど、だいたいは10㎏だと思ってください。

ただし、この重量はロードバイクの中では重いのですが、普通の自転車(シティサイクル)と比べるとかなり軽いです。

持った瞬間に

軽い!

とわかると思います。

ハイエンドのものになると、これが7㎏くらいになってきます。

けれど、初心者用のロードバイクというと、これくらいの重さになります。

そして、材質はアルミが多いです。

だいたい、この10万円や15万円という価格だと、ほぼアルミ製になってきます。

カーボン製のロードバイクの場合は、20万円を超えてくるものになるので、ここはやはりコストを抑えて買いやすくするために安めの素材になっています。

ただし、トータルでのロードバイクの機能としては全く問題ありません

走る、曲がる、止まる…という機能としては、全く問題がないので、最初の1台としては、僕はこの入門用のロードバイクをオススメをしています

軽量オールラウンド

では次にいきます。

次は、軽量オールラウンドというものです。

これは、軽量な構成で、どんなところでも走ることができるというものです。

ツール・ド・フランスなどの世界最高峰の自転車のレースなどでは、この軽量オールラウンドや次に紹介するエアロロードというものが使用されています

軽量な構成で、どのようなところでも走ることができて、その上、軽い!

ということなので、例えば、山を登るのであれば、この軽量オールラウンドタイプが良いと思います

価格についてですが、これは最初の1台にはなかなかオススメできません。

価格は青天井です。

低いものであれば、20万円くらいのものもありますが、高いものであれば150万円くらい、そして特別使用というものになると、もっともっと高くなってきます。

やはり、どれだけ安くてもだいたいは20万円以上かなというところです。

コンポーネントは、中級~上位のものが付いていることが多いです。

105、ULTEGLAやDura-Aceなど…Shimanoで言うとこれくらいのものが付いていることが多いです。

重量については、先ほどの入門用が10㎏であったのと比べると、だいたい軽量オールラウンドでいうと、6.8~8㎏くらいです。

やはり8㎏をきってくるものが多いです。

持った瞬間に、やはり

軽い!

と感じると思います。

普通のシティサイクルと比べて、入門用でさえ軽いのに、さらにそこから軽量オールラウンドのものを持つと軽く感じます

素材は、カーボンが多いです。

やはり軽く作ろうとすると、アルミよりカーボンの方が軽くできるので、カーボン製が多くなります。

もちろん、アルミ製もありますが、上位のものやハイエンドのものになってくると、ほぼカーボン製になります。

入門用のロードバイクの性能全てを少しずつ良くしたものと考えて頂ければ良いと思います。

なので、値段さえ許すのであれば、この軽量オールラウンドもアリだと思います

エアロロード

次は、エアロロードです。

エアロロードは、空気抵抗を減らすことを最優先にしたロードバイクです。

平地などを速いスピードで走る場合には、このエアロロードのメリットが出てきます。

このエアロロードも、価格はやはり青天井です。

安いもの(完成車で安いもの)でも、30万円くらいというイメージです。

やはり高級なものであれば、150万円くらい~、もっと高いものもあります。

これもやはり、コンポーネントは中級や上位のものが多く、105、ULTEGRAやDura-Aceが付いています。

重さは、軽量オールラウンドよりは少し重くなりますが、入門用のモデルと比べると軽いものが多いです。

なので、少し重いと言ったところでしょうか。

エアロロードは、空気抵抗の少ないロードバイクにするために、流線形のようなフレームの形状をしています

なので、そういった形状を作るために、たくさんの材料(カーボン)が必要なので、その分、どうしても重くなってしまいます。

素材は、やはりカーボンです。

エアロロードについては、ほぼカーボン製だと思います。

アルミ製のエアロロードというものはほぼ聞いたことがないです、あるのかもしれませんが…。

カーボンというのは、色々な形に成型ができます。

アルミや鉄などの金属は円形が基本になりますが、カーボンは色々な形に成型ができるので、流線形のような形に成型がしやすくなります。

そのために、エアロロードにはカーボンが使われています。

注意点として、このようにカーボンを使っているので、少し扱いがデリケートになります。

空気抵抗を減らすということは、真正面からの風には強いのですが、横風には弱いことが多くなります

流線形のような形にすると、前からの空気はスラーッと流してくれるのですが、横風にあおられると、少しぐらついてしまうことがあります。

なので、そのような面で少し扱いにくいロードバイクです。

これがエアロロードです。

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エンデュランス(コンフォートバイク)

もう1つですが、エンデュランスというモデルがあります。

このエンデュランスとは何か?

と言うと、長い距離を快適に走ることを目的にしたロードバイクです。

これをコンフォートバイクと言ったりもしますが、今はエンデュランスモデルと言うことが多いと思います。

価格はこれも青天井で、20万円くらい~、高いものでは100万円を超えてくるものもあります。

軽量オールラウンドやエアロロードよりは、少し安いという印象がありますが、それでも結構高いものになります。

こちらもコンポーネントは105以上の中級や上位のものが付いていることが多いです。

重量については、7~9㎏くらいが多いです。

軽くもなく、重くもなく…普通かなというところです。

当然、軽量オールラウンドよりは少し重いですが、入門用モデルよりは少し軽いという印象です。

というのも、エンデュランスはレースのように、とにかくスピードを競うというよりは、長い距離を走ることを目的にしています

そのため、そこまで軽くする必要はなく、軽くするよりは、もっと他のことを快適にしていくことを優先しているので、重さはこれくらいになったということです。

素材は、ほぼカーボンです。

なぜかと言うと、カーボンは振動吸収性に優れているからです。

例えば、路面が凸凹していたりすると、それがフレームから体へ伝わってしまいます。

それがカーボンの場合には、振動が程良く吸収されていくのです。

カーボンというのは、作り方によって振動の吸収性を変えることができます。

ものすごく硬くしてしまえば、振動が全く吸収されなかったりもしますが、反対にバネのようにしなることで振動を吸収することができます

これは、他のロードバイクにはない特徴なるので、エンデュランスは、やはり振動の吸収性が高いと言われています

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ちなみに僕は、乗ったことがないので、色々と調べてみました。

まずカーボンが振動を吸収しやすい上に、その他にも、例えば、フロントフォークによって振動をよく吸収することができたり、あとはダンパーなどのバネが中に入っているものもあります。

なので、基本的にエンデュランスのこの振動吸収機能は、軽量オールラウンドやエアロロードにはないものです。

こういったダンパーなどは、現在のところ、間違いなく他のロードバイクには入っていないので、エンデュランスモデルの特徴になります。

まとめ

初心者の入門用、軽量オールラウンド、エアロロード、エンデュランスという4つのグループを紹介しました。

ロードバイクを購入する際には、是非参考にしてみてください。

最終的には、このような知識だけではなく、実際にロードバイクを見て、触って、試乗ができるのであれば乗ってみたりした上で…これだ!

というものを見つけてもらえれば良いと思います。

特に最初の一台は、何を買ったら良いのか?

全くわからないと思います。

そのようなときだからこそ、僕は知識に頼って買うことをオススメしていません

当然、知識が無いよりは有った方が良いので、このような企画を作ってお知らせはしています

けれど、知識よりは直観に従って選ぶことをオススメしています

直観なので、

この色いいな!

と思ったら、全然それで大丈夫です!

そういった選び方をオススメしています。

それでは、今回は終わりにします。

ありがとうございました。

ABOUT ME
おおのけいすけ
挑戦は最高のエンタメ / ずっと乗りたかったロードバイクに31歳からチャレンジ / エンデューロ系の大会を中心に活動しています
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