機材

初心者用ロードバイクの最大の欠点

こんにちは。けいすけです。今日は、初心者用ロードバイクの最大の欠点というテーマでお話していきます。

ロードバイクを始めてどんなロードバイクを最初の1台として買おうかなと考えている時、僕がいつもどういう風にアドバイスをしているかというと、

10万円くらいのロードバイクを買うことをお勧めしています。

初心者が後悔しない最初のロードバイクの選び方みなさんこんにちは。けいすけ(Twitter、Instagram)です。 今回は、ロードバイク講座の初級編ということで、「どんなロ...

選び方としては、

性能ではなく、色とか形で、「気に入ったコイツとなら一緒に走れる」と思えるロードバイクを買うことをお勧めしているんですね。

初心者用ロードバイクを買って何か欠点がある…ということって、今はほとんどないんですよ。相当速いしギアの変則もすごくいいし。

実際、僕も最初に買った1台をずっとトレーニング用として乗っているのですが、1つだけ欠点があるのでそれについてお話していきます。

逆に言うとそれ以外にほぼ欠点はないですね。

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初心者用ロードバイクの唯一最大の欠点

ポジション

初心者用ロードバイクの欠点は唯一ポジションです。

ハンドルの位置とかサドルの位置のポジションってめちゃくちゃ大事なのですが、初心者用ロードバイクってハンドルがある程度のところまでしか下がらないんですよ。

レースとか大会に出るときにはハンドルをなるべく下げたポジションがいいんですね。

なぜかと言うと空気抵抗です。

ハンドルを下げると胴体も前に倒れて下がる、それによって空気抵抗も下がるんですね。前方から見た時の投影面積が小さくなるので空気の抵抗が下がる。

そうすると弱い・小さいパワーでも速いスピードで走ることができるので、ロードバイクのレースではハンドルをどれくらい下げられるのか?というのがかなり重要になっていきます。

ハイエンドのロードバイクというのはどれもハンドルを下げられる設計になっていますが、初心者用のロードバイクは下がりません。

どうして下がらないのかというと、初心者用のロードバイクはどれもヘッドチューブが長いんですね。短いと下げられるのですが。

ヘッドチューブとはハンドルと前輪の間にあるチューブです。

ヘッドチューブが長くてもそれなりには下げられますが、ハンドルを下げるためにはステムというパーツを替えます。替えてもやはり限度があります。

初心者用ロードバイクというのは「楽に乗りましょう」というのが前提なんですね。

レースに出て1位2位を狙うために作られたものではないです。

どれだけイージー(楽に)乗れるか。

イージードライブということがとても重要なのでハンドルは基本的に高めのポジションで乗るという前提で作られています。レースとは違うところです。

僕は初心者用ロードバイクに今でもずっと乗っていますが、なんとかしたいなぁと思う欠点です。

逆に言うとそれ以外は致命的な欠点というのはないですね。

ただ、ポジションだけは自分で頑張ってもどうすることもできない欠点です。こういう欠点があるということを伝えておきます。

だからといって初心者用ロードバイクがダメだというわけではないですよ。

レース用ではないですけれども、目一杯ハンドルを下げればそれなりのところまでは下がるのでレースで使えないことないです。十分使えます。

だけど、レースでベストパショーマンスを出そうと考えるならハンドルが下がりきらないので気になるなぁといったところです。

初心者用のロードバイクはレースで1位を狙うような走り方をするためのハンドルの下げ方ができないのが唯一の欠点。

他には致命的な欠点はない。

ポジション以外の部分はどうか

ちなみに、他の項目についてはどうでしょうか。重量とかエアロとか気になりますよね。

これらの項目についても1つずつチェックしておきましょう。僕は全く気になっていないです。

重量


重量って、僕はあまり気にならないです。

初心者用でしたら9~10kg、ハイエンドだと6.8kgなのですが、これは自分の力でなんとかなりますよね。自分のパワーを鍛えれば、ロードバイクが重くても速く走れます。

そもそも初心者用ロードバイクとハイエンドの差って3kgですよね。

3kgというと、皆さんの体に体脂肪として3kgくらいついてますよね。まずはそれを落としましょうとなるわけです。

だからまず最初は自分の力でなんとかすればいいので、重量は気になりません。

エアロ

エアロも気になりません。

確かに初心者用ロードバイクは空気抵抗が大きいです。レースで1位になろうと思ったら大事ですが、まずはそうじゃないですよね。

まずは先頭集団についていきましょうというところから始まるわけですし。

その先頭集団の中に入ってしまえば、エアロの効果っていうのはハッキリ言ってあまりないです。

だからエアロはあまり気にならないです。
 

コンポ


コンポも気になりません。

初心者用:クラリス、ソラ、ティアグラ(8~10速)

ハイエンド:デュラエース、RED(11~12速)

僕は初心者用のほうではジャイアントのソラという自転車に乗っていますが、9速ですよ。

それでもギアが足りないなんて思ったことないです。

2台目に買った自転車は、105のコンポなので11速あって確かにこれは便利だ!と思いましたが、それで劇的に速くなるか?といったら、正直なところ思わなかったですね。9速あれば十分です。

昔のデュラエースは10速だったから、初心者用が9速ならほぼ同じ。コンポの違いは気にならないです。

ホイール


確かにちょっと気になりますが、ホイールも全然関係ないです。

初心者用のロードバイクは、確かに最初のホイールがやっぱり重いんですね。タイヤとか全部含めると前後で3kgくらいあって。

実際、自分の自転車を測ってみたら前後で3.2キロありました。タイヤとかチューブ込みの重量です。

めちゃくちゃ重いのですけれども、タイヤはタイヤだけで替えられるので、後からいくらでもアップデートがきくところですね。

エアロとか重量ってアップデートできないし、やろうと思っても限界があるんですが、ホイールはあとからでもポコッと全部替えちゃえばいいので全く問題ありません。
 

まとめ


今回は、初心者用ロードバイクの欠点というテーマでお伝えしました。

欠点は「ポジション」ということです。

だからといってダメというわけではなくて、僕は初心者用ロードバイクの最初の1台は10万円くらいのものをお勧めしているので、買うときはちょっと気にしてみてください。

それではまた!

ABOUT ME
おおのけいすけ
挑戦は最高のエンタメ / ずっと乗りたかったロードバイクに31歳からチャレンジ / エンデューロ系の大会を中心に活動しています
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