こんにちは、けいすけです。
今回は変速の段数についての話をします。
ずばり、リア11速でも実際に使える段数は何段あるのか?という疑問フォーカスします。
ギアの段数が多いと良いことがあります。それは、いろんな状況の中で自分が一番体力を効率的に使えるようなギアを選んで走れることです。
たとえば登りだったり、平坦だったり、集団の中だったり、いろんなシチュエーションで最適なギアで走れるわけです。
現在主流なのはシマノのリア11速のコンポーネントです。105、アルテグラ、デュラエースあたりですね。
リアが11速でフロントが2速なので全部使えたと仮定すると22速になります。
でも当然全部使えるわけではありません。実際には何段つかえるのか確認してみましょう。
ギアの枚数ではなくギア比を確認しよう
それでは具体的なギア比を確認しながらみてみましょう。
山でも平坦でも走れる構成としてこんなギア比を例に取ってみます。
フロント52-36
リア11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30
このギアの組み合わせを全部表で見てみましょう。
一番軽いギア比で1.2、一番重いギアで4.73になりますね。
これは、クランクを1回回す毎に後輪が1.2回転あるいは4.73回転するギア比ということになります。
このギアをギアチェンジしていくのですが、どのようにギアチェンジして行くか考えてみましょう。
とりあえず今回は軽いギアから徐々に重たくしていくことにします。
ギア比1.2からスタートして4.73にしていきます。
ズバリこうなります。
だいたいの人が、これに近いような形でギアをチェンジすると思います。
リアのギアを一つずつ重くしていって、ある程度重くなったら今度はフロントギアを36から50に変えます。
この時、フロントのギアを変えるだけだと一気にギアが重たくなってしまうので、同時にリアを何枚か落とします。
その後またリアを上げていくということです。
さて、本題にはいると、このギアチェンジの時にトータルで何段になっているかというと14段です。
組み合わせとしては22段もあるのですが、実際に使える段数としては14段くらいなんですね(^_^;
このあたりはスプロケの構成などによってもかわりますが、だいたい14段と覚えておけばいいでしょう!
参考:フロントシングルの場合
フロントシングルというのは、その名の通りフロントがギアが1枚というものです。
シマノはリア11速ですが、SRAMやカンパニョーロだとフロントが1速でエリアが12速というコンポーネントがあります。
これはかなりの変り種なのですが、リア13速というのもあるんですね。ローターというメーカーが作っています。
ローターは楕円リングで有名なので知っている方も多いと思います。ひっそりとコンポーネントも作っているんですね。
2×11速で実質14段変速なのですが、フロントシングルの場合は12速や13速ができることになります。
ということは、フロントシングルにしたとしても変速段数としてはフロント2段とくらべてもほとんど遜色ない段数が確保できることになります。
フロントを変速するということは、チェーン落ちのリスクがどうしてもあります。もしフロントシングルにできればチェーン落ちは少なくなりますし、フロントディレイラーの分の軽量化もできます。
変速の段数だけを見ると、フロントシングルでもほとんど問題ない領域になってきていますね。
ということで実は僕フロントシングルに興味があったりします。やってみたらまた記事にしますw
まとめ
今回は段数の話しをしました。
リア11速の場合はだいたい14段が使えると考えておけば良いですね!今回はこの辺で!
ではまた!
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