こんにちは。けいすけです。
今日は、背骨についての話です。
つまり、背中は伸ばすのか?丸めるのか?ということです。
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背中はまっすぐ伸ばせ!丸めろ!などと言われます
どのようなライディングフォームが良いのか?
という話になった際に、必ずこのような話になると思います。
背中は丸めた方が良いのか?
伸ばした方が良いのか?
あるいは、これは別の機会でそのうちに話そうと思っているのですが、骨盤は立てた方が良いのか?
寝かせた方が良いのか?
ということもよく言われます。
その中で今回は、背骨を丸める、伸ばすということについて話していきます。
何が正解なのでしょうか
このような話をすると、ほとんどの話の結論として、
「正解はないので、自分にとってどのような姿勢が良いのか?自分で見つけましょう!」
という結論で終わることが多いです。
僕は、
「嫌々、そうではないでしょう!」
と思っています。
1つの正解のパターンを解説します
今回は、僕なりの一つの正解のパターンと言うものを話していきたいと思います。
これは、他の話でも言ったかもしれませんが、僕は
「正解はない!」
という言い方は好きではありません。
正解がないということは、思考停止だと思っています。
よく言われることが、
「ランニングフォームに正解はないので、ひたすら長い距離を走りましょう。そうすると無駄な動作がなくなってきて一番良いランニングフォームになるんだよ。」
ということです。
けれど、僕は、これでは全然上達はできないと思います。
「こうした方が良いよ」
ということは、ある程度はあるわけです。
なので、それをしっかりと踏まえた上で考えていきましょう!
と僕は思っています。
肺のあたり(胸椎)は伸ばそう
では、今回のテーマである背骨はどうしたらよいのか?
背中はどうしたら良いのか?
ということについて話していきます。
これだけはやっておいた方が良い!ということがあります。
背骨の中で、肺のあたりは伸ばしましょう。
その他の箇所については、曲った方が特定の筋肉を活かすことができる場合や、伸びた方が別の筋肉を活かすことができる…など、いくつかのパターン分けができます。
今回は、背骨の中でも、特に肺のあたりを伸ばすということについて話をしていきます。
背骨をひとくくりにしてしまうとこんな感じです
背骨をひとくくりにしてしまっている人がいると思います。
僕も昔は、
「背骨は全て背骨だよね」
と思っていました。
そのような中で、このように考えると理解しやすい!という考え方を見つけました。
それまでは、このような感じでした。
頭―背骨―骨盤
頭があって、背骨があって、骨盤があって…頭と骨盤の間のこの背骨をどうしようか?
と言うように背骨について考えていました。
もうちょっと細かく見ると
この背骨をもう少し細かく分けてみます。
頭―頸椎—胸椎―腰椎―骨盤
頭、頸椎、胸椎、腰椎、骨盤という、この5つに分けます。
頸椎は、いわゆる首のあたりです。
胸椎が、肺がある所になります。
肋骨が出ている所です。
腰椎が骨盤に近いような所で、最後に骨盤です。
なので、骨盤は腰椎から恥骨につながっていて、3つの骨が固まってできている所です。
という、この5つの段階に分けます。
そして、この5つのうちのどれを曲げるのか?伸ばすのか?
それによって、使いやすい筋肉が変わってきます。
なぜ胸椎を伸ばすのか
その中で、胸椎だけは伸ばしていた方が良いですよ!
ということです。
なぜ、胸椎を伸ばすのか?
と言うと、これは肺があるからです。
自転車は有酸素運動になります。
とにかく長い時間、ある程度の強いパワーを出し続けるという強度の高い有酸素運動です。
なので、肺から酸素を取り込むということが非常に重要になってきます。
その肺をつぶしてしまうような、前かがみになるような姿勢は良くないと思います。
そういう観点から、この胸椎については伸ばした方が良いと思います。
胸椎を伸ばすということは、肺が広がりやすくなるということです。
なので、酸素を取り込みやすくするためにも、胸椎は伸ばした方が良いと思います。
他にも、ライディングポジションについては色々と話があります。
例えば、骨盤は寝かすのか?
立てるのか?
という話があるのですが、これはまた別の機会にします。
まず、一つのポイントとしては、この胸椎!背骨の中でも、肺のあるあたりは伸ばしましょう!
ということでした。
まとめ
ロードバイクに乗っている時の背中のカーブについては、骨盤を立てる、寝かせるというように、本当に色々な意見があります。
しかも、結局は正解がない!というように終わっている議論が多いのです。
僕は、正解のパターンはいくつかあると思います。
正解がないというわけではなくて、いくつも正解のパターンはある(唯一の正解はないのですが…)と言うわけです。
では、どのパターンが良いのかな?
と言うことは、いつも考え続けないといけないと思います。
そして、なぜこれが正解なのか?
ということも考え続けていきましょう。
ということで、今回は終わりにします。
ありがとうございました。
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