こんにちは。けいすけです。
今日は、ぼくがロードバイクを始めて、いろいろあって人生で初めて表彰台に乗った時の話しをしたいとおもいます。
東京都選手権ロードレース3位
これはぼくが31歳でロードバイクを始めてから3年後の話です。
31歳でロードバイクを始めた時は、数年間まともな運動をしてなくて全く体が動きませんでした。
そしてそもそも人生で一度も表彰台に乗った事なんてありませんでした。そんな状態から表彰台に乗るまで速くなることができました。
信じられないでしょう。
でもしっかりやるべきことをやってトレーニングすれば速くなれるんです。
せっかくなので、昔を振り返ってみます。
この話しをYoutubeに動画をアップしたら5万再生くらいされたのでぜひ見てください。
ちなみにこの記事ではもっとリアルの苦労したリアルストーリーを書いています。
ロードバイクを買った理由
ロードバイクを勝った理由は単純で、引っ越しをしたからです。
当時都内に住んでいたのですが、千葉に引っ越しました。そして家が少し広くなった。
「あれ?そういえば俺自転車好きだったような……買うか!」とかそれくらいのノリでした。
弱虫ペダルも好きで読んでいたし、大学の時なんて友達が乗っていたロードバイク(当時はロードレーサーって言ってた)はめちゃめちゃ欲しかったけど手が出なかったので、いいや買っちゃえ!というノリです。
それに弱虫ペダルみたいなスポ根マンガって面白くて、自分でも頑張れば速く走れるんじゃないか?って思ってしまいますよね。山を登れれば格好いいなぁ、とか思ったり、
ワクワクしながらお店に行って、10万円くらいのロードバイクを購入。たしか年末に注文して、納車が1月中旬。これほど待ち遠しいと思ったことはなかったです。
購入したら当然のようにお店から家まで自走(みんな自走するよね?)。そしてロードバイクを買ってから真っ先に気づいたことが
アレ?俺ってぜんぜん速くないじゃんwww
お店からの帰り道は時速30kmがいいところ。
まぁまぁ、単なる帰り道だし。本気出せばもっと速く走れるだろ。そんなことを考えながら家に帰ったのを覚えています。
このとき31歳でした。
初めて大会に出場
結局ロードバイクを買ってから1年間はゆるぽたくらいしかしていませんでした。
長いときで、友達と50〜100kmのライドにでかけたり。従兄弟たちとヒルクライムに出かけたり。
どうやって練習していいかわからなかったし、まぁ本気出せば結構速く走れるだろうという根拠のない自信があって真面目にトレーニングなんてやりませんでした。
そんな時友達に誘われてロードバイクの大会にでました。隠しきれない初心者感(笑)
もちろん先頭集団にはついて行けなくて、自分のペースでずっと走るだけの大会。
楽しいといえば楽しい。でもそれ以上にサイコーの収穫がありました。それは、
一位の選手が強烈にかっこよかったこと
ただ、ぼく自身一位の選手を間近で見たわけじゃない。先頭集団でガンガン走っている人の誰が勝ったかなんて分からない。でも会場のアナウンスで「○○選手が現在1位です!」っていわれるとめっちゃカッコイイ!
いつか自分も1位でゴールラインを駆け抜けたい!
ジムでトレーニング
大会に出場してからロードバイクにどっぷりハマったものの、どうしても分からないことがありました。それは、
どうやって練習したらいいんだ?
どうやら三本ローラーとか固定ローラーという物があって、これがあると室内で練習ができるらしい。
それにインターバルトレーニングとか、FTPとか分からない単語ばっかり。どうやら知識が不足しすぎているらしい。
自分でもとにかくロードバイクについて調べまくりました。でも結局はわかるひとに教えてもらうのが一番だと思ってジムに入会しました。
調べてみるとたまたま都内にロードバイク専用のジムがありました。もはや分からないことだらけの自転車の世界です。とにかく分かる人の近くにいていろいろ教えてもらったり盗んだりするのが上達への最短ルートなのでジムに突っ込みました。
ちなみにここです。
なんだ!上達するじゃないか!
いやー。びっくりです。
ジムでトレーニングすると一気に速くなりました。
正しい方向で努力すると確実に伸びると言う事がわかりました。
もちろんツラいですが、ジムのトレーナーさんのメニューをこなしていくと、それだけ速くなれました。上達している時って楽しいですね。
自己流で速くなろうとしていた最初の1年が本当にアホでした。どんな分野だろうと分かる人に教えてもらうのが一番です。
ジムでトレーニングをしているとレースで先頭集団に残れるようになっていきました。
どんな分野でもあてはまりますが、上達する事で楽しみの幅が増えて楽しいんですよね。ロードバイクで言うとある程度の走力が無ければ先頭集団に残れないですし、先頭集団に残れて初めてわかるレースの楽しさというものもあります。
でもここで失敗したことがあったんです。
順調だったけど停滞・・・
仕事が忙しかったりしてジムを休むようになったんですよね。
その時は、結構速くなったし、このまま家で自分でトレーニングすればもっと速くなるだろう。って考えていました。
そんなにうまく行くはずないですよね。
結果として・・・
見事に停滞しました。
当時のぼくは、「トレーニングメニュー」は理解できても「トレーニングメニューの組み方」は理解できなかったんです。
だから、トレーナーさんにトレーニングメニューを組んでもらえなければ全然上達できなかったんです。
約半年間停滞しました。
そして気づく「あれ?おれ速くなってないじゃんww」
気づけただけよかったです。
やっぱりジムに行ってトレーナーさんと対話したりフォームをみてもらったりメニューを組んでもらわないといけない!そう思ってジム通いを始めました。
運を味方につけて勝つ!
ジムにも通い始めてじょじょに実力が上向いてきた頃です。今思うとアホでしたね。ずっとジムに通えばよかったです。
成果が現れる瞬間というのは、とつぜん訪れるものです。
34歳のシーズンは、出場したい大会にことごとくスケジュールが合わず、参加を見送ってきました。
そんな中、ちょうど参加できる大会があったので参加してみました。
もちろん出場するからには本気で走ります。
いざレースが始まってみるとみんな牽制しています。あれ?これはラッキーな展開か?
そのまま最終周回へ
この時のぼくの心境ですが「ええええ!!!!ラストスプリントってどうすればいいの?!?!」
最後まで残れるなんて初めての経験なのでスプリントなんてしたことありません。
でもするしかない。
スピードに乗りながらギアをひとつ、またひとつ重くしていき、徐々にスピードにのります。
1位の選手が遠くに見えて、ぼくは2位でした。
え?ほんと?と思ったらゴール前で刺されて3位
3位!!!!!!!!!!!!!!
やった!!!!!
ほんと?ほんと?
記録用紙が張り出されると名前を何度も確認しました。やっぱり3位だ!
人生初の表彰台です(ちなみに大会の都合上ですが表彰式に台はありませんでした)
その場にいたたくさんの人に祝福してもらったのを覚えています。
正しい方向を向いて努力をするということ
人生で初めての表彰台に乗りましたが、じゃあ自分が何か特別なことをしたとか、特別な才能があったとか、死ぬほど努力したかといわれると違います。
トレーナーさんのアドバイスを聞いて、それなりに努力はしました。そして表彰台にのりました。
あえて言うなら「やるべきことをしっかりやる」と言うことでしょうか。
ぜひ皆さんもやるべき練習をしっかりやって上達して速くなれればとおもいます。
上達しないと言う人は、そのほとんどが間違った方向を向いた努力をしています。
1度でいいので「正しい方向を向いた努力」をする事をおすすめします。たぶん人生変わります。
ちなみに、この物語は(優勝するまで)まだまだ続く予定です。お楽しみに。
それではまた!
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