みなさんこんにちは。けいすけ(Twitter、Instagram)です。
今回は、ロードバイク講座初級編ということで、初心者におすすめの大会をいうテーマで話していきたいと思います。
ロードバイクを始めたばかりの時は、レースに参加してみたくてもどういう大会がいいのか分からないですよね。
僕がおすすめする大会はこちらの2つです。
ヒルクライム
エンデューロ
初心者にこの大会をおすすめする理由についてじっくりお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みください。
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初心者におすすめの大会は2つ
冒頭でもお伝えしましたが、僕が初心者の方におすすめする大会はこちらの2つです。
ヒルクライム
エンデューロ
これについては後で詳しく述べていきます。
大会に出ると、どうしてもケガや落車などの可能性があります。
安全には十分気をつけていきましょう。
それでは、1つずつ解説していきますね。
ヒルクライムがおすすめ
まず、ロードバイクの初心者には、ヒルクライムがおすすめです。
山を登るレース
ヒルクライムとは何かというと、単純に山を登るレースです。
1番短いタイムで山のてっぺんまで登った人が優勝です。
おすすめする理由
なぜ、初心者の方にヒルクライムをおすすめするかというと、ヒルクライムは落車(≒ケガ)のリスクが少ないんです。
ロードバイクを始めたばかりの方は、ケガのリスクを避けましょう。
山を登るのでスピードが遅い(だいたい5~15km/hくらい)
なぜ、ヒルクライムは落車のリスクが少ないのかというと、そもそもヒルクライムは山を登るレースなのでスピードがとても遅いです。
だいたい5km~15km/hくらい。徒歩~小走りくらいの速度なので、30~40km/hくらいで転ぶ他のレースと違って、仮に落車をしたとしてもケガをしにくいんですね。
もちろん落車をしたら痛いですし、ちょっとしたケガくらいはしてしまうかもしれませんが、スピードが遅い分、ケガも小さく済む可能性が高いのです。
集団走行が少なく、周りの人に接触しにくい
2つ目の理由としては、集団走行が少ないです。そのため、周りの人に接触しにくい。
ヒルクライムは山を登るので、集団で走っていてもあまりメリットはありません。
集団走行とは、平地でスピードが出ているレースの場合に、集団で走ることで空気抵抗が少なくて済むというもの。ヒルクライムは空気抵抗があまり関係ないので、集団になることも少ないんです。
比較的、周りに人が少ない状態で走ることができるので接触が起こりにくいのです。
そのため、落車のリスクが少なくなっています。
山を登るのでめちゃめちゃツラい
おすすめはしていますが、決して楽なレースというわけではないです。
山を登るのでめちゃくちゃツラいですよ。ツラいんですけれども、これもロードバイクの楽しみなので、特に初心者の方は最初のレースとして出るのもいいかなと思います。
ヒルクライムは、山を登るレースなので速度があまり出ない。
そして、空気抵抗があまり関係ないので、集団走行になりにくい。
そのため、大きなケガをしにくい大会です。
エンデューロがおすすめ
エンデューロも、初心者におすすめの大会です。
制限時間のうちにどれだけの距離を走れるか競う
エンデューロは、制限時間のうちにどれだけの距離を走れるかを競います。
大体、1時間、2時間、3時間…長い大会の場合は7時間、8時間という時間の場合もあります。
広いコースで行われることが多い
広いコースで行われることが多く、そのコースを1周、2周…10周、何十周とか、そういう周回数を数えてレースをします。
コースが広ければ、それだけ接触の危険性も少なくて済むので初心者にやさしいですね。
おすすめする理由
このエンデューロのいいところは、このようなところです。
自分のペースで走れる
エンデューロは自分のペースで走ることができます。
これは、非常に長い時間走るので、隣の選手と競うことが比較的少ないからですね。
もちろんトップの選手は常にみんなと競っていますけれども、そうでなければ自分のペースで走って大丈夫です。
あえて集団で走らなければ落車のリスクが少ない
それから、エンデューロはだいたい平地で行われます。
集団で走れば速く走れますけれども、「全然集団で走らない」という選択も可能なので、自分のペースで走って集団で走らなければ落車のリスクはかなり少ないと言えますね。
参加人数が多いのでお祭りみたいで楽しい
これも、「楽しい」ということで大事なんですけれども、エンデューロは参加人数が多いです。
なので、単純にお祭りみたいで楽しい。こういう「楽しい」ということもロードバイクの中では大切なのかなと思います。
各種メーカーブースもある
それと、メーカーの各種ブースがあります。
これは、たくさん人が集まってくるので、メーカーもブースを出すことで広告・宣伝効果があるからですね。
例えば…
・ウエア
・補給食
・洗車用品
など
ここで最新のグッズなど見ることができて楽しいですよ。
エンデューロは、自分のペースで走ることができて、かつ楽しい大会です。
ぜひ友達を誘って参加してみましょう。
大会の基本的な流れ
初心者の方が大会に出るようと思っても、最初はどういうふうに大会に出ればいいのかが分からない方もいらっしゃると思いますので、簡単に大会に出る手順を書いておきます。
web申し込み
最初にインターネット上で大会の申し込みをします。
よく使うサイト
僕がよく使うのはこちらです。
SPORTS ENTRYというサイトがあります。その中でも、さらに自転車の大会に特化した「スポエンCYCLE」というサイトなので、ぜひ見てみてください。
参加証や駐車券が郵送で届く
ここでWEB申し込みをすると、後日参加証や(車で行く場合は)駐車券などが郵送で自宅に届きます。
当日、参加証を持って受付をする
参加証を持って、当日、レースが行われるところに行って受付をすることになります。
ここで1点注意ですが、ヒルクライムの場合は前日に受付をする場合もあります。
ヒルクライムは、だいたいレースの開始が朝早い場合が多いです。朝7時にスタートとか。
そうすると、当日受付をやっていると間に合わないので前日に受付をする場合もあります。
ヒルクライムの大会は前日に受付をする場合もあるのでHPで確認しましょう。
準備&試走
受付が終わったら、レースの準備をして、レースの前に事前にコースを走る「試走」もします。
レーススタート!
そしてレース本番がスタートします。
上位入賞すれば表彰式
上位に入賞すれば表彰式があります。
終了
表彰式が終われば終了です。
これが基本的な大会の流れです。
安全対策はしっかりしましょう
大会やレースでは、人と人が競争するので、どうしても落車やケガのリスクがあります。
そのため、安全の対策はしっかり行っていく必要がありますので、これについても説明しておきます。
安全装備を忘れずに
まず、大会に参加する時には、安全装備を忘れずに持っていきましょう。
必要なものは以下です。
【超大事】ヘルメット
まず、ヘルメットが一番大事です。頭を守ってくれるのはヘルメットしかありません。
いざという時の落車の時に、最後に自分を守ってくれるのはヘルメットです。誰も助けてくれません。
なので、ヘルメットは絶対にしましょう!
ほとんどの大会では、ヘルメットをしないと参加できません。
ヘルメットを忘れてしまうとそもそもレースに参加できないので、ヘルメットは必ずしましょう。
アイウェア(サングラス)
それからアイウェア。サングラスと言ったりもしますが目を守るものです。
サングラスというと、単純に太陽の光を遮る物というイメージがあると思いますが、それだけではありません。アイウェアは結構丈夫に作られているので、目の周りのケガを防いでくれます。
グローブ
それからグローブです。グローブは基本的にしておいたほうがいいです。
汗とか突然の雨などで手に水や汗がついたりしてしまうとハンドルから滑ってしまって危険です。しっかりグローブはしておきましょう。
不要な物はロードバイクから外す
何か不要な物があれば外します。
例えば、普段はスタンドをつける方もいると思いますが、レース中にスタンドを使うことはありませんし、他の人と接触した時に、スタンドが体に当たってケガをさせてしまうこともあります。
なので、普段乗っている時についている物でも、レースや大会に出る時にはレースに不要な物はロードバイクから外しましょう。
試走を必ずする
そして、安全対策として試走を必ずしましょう。
試走というのは先ほども述べたとおり、レースの前に実際にコースを走るんです。それでどういうコースなのかを知っておくためにやります。
知らないコースを走るときはもちろん必要
当然、知らないコースを、レース本番でいきなり走るというのはやっぱり危ないです。
知っているコースでも路面状況を確認する
また、何度も同じコースで走っている場合でも必ず試走は必要です。
路面状況はその日その日で変わっているものです。
・埃っぽくなっていたり
・水たまりがあったりする
・路面の凸凹もある
このようなことをレース前に知っておくことが大切なので、知っているコースであっても必ず試走はしましょう。
大きい大会に参加すれば安全講習を受けられる事が多い
また、大きな大会であれば、安全講習を受けられることが多いです。初心者の方は必ず安全ん講習に参加することをおすすめします。
ロードバイクのプロの選手やインストラクターの方が、ロードバイクの安全チェックや走るマナーなどを指導してくれます。
これは、当日の大会のスケジュールを確認すれば、「安全講習」と書いてあったり「クリニック」と書いてあったりするので、チェックしてみてください。
特に初心者の方は必ず参加しましょう。僕も最初の4回くらいまではちゃんと参加して走り方などを確認していました。
どんなことをするかというと
安全講習では、例えばこのようなことをします。
・ブレーキのチェック
・ホイールのクイックリリース(ホイールがしっかりフレームに締め付けられているか?)
・集団走行のマナーを確認
×急ブレーキ
×急加速
×アウトインアウト(コーナーでアウト側からイン側に入ること)
◎レーンキープ(走行中のレーンから出ない)
雨だった場合はDNS、DNFする勇気を!
雨だったら、DNS、DNFする勇気を持ちましょう。
DNSは、Do not start. スタートしない、つまり参加をやめるということ。
DNFは、Do not finish. ゴールしない、つまり途中棄権するということ。
ロードバイクの大会はちょっとの雨だったら開催されてしまいます。
しかし雨が降るということは路面は滑りやすくなりますし、視界も悪くなります。なので、普段よりはどうしても落車がしやすい状況になってしまうので、雨が降ったら、その日の体調や自分のスキルをよく考えて、
とか、
このような判断も大切です。
ケガをしたら元も子もないので、雨には気をつけましょう。
まとめ
今日は初心者におすすめの大会というテーマでお伝えしました。
ロードバイクにはいろいろな楽しみ方があります。
大会に出場するのは1つの楽しみ方です。
ぜひ大会に出場してロードバイクを楽しんでください。
新しいことに挑戦するのに年齢は関係ありません。
何かを始めようと思ったら「今」始めるのが最速です。
行動することで上達したり、新しい世界を知ったりすることができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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