こんにちは。けいすけです。今日は、ロードバイクの種類について解説していきたいと思います。
ロードバイクは大きく分けて4種類くらいあります。
- 何を買えばいいのか?
- 何が違うのか?
何が違うのか?何を買えばいいのか?そのようなことが知りたいという方もいらっしゃると思いますので、解説していきたいと思います。
1点注意ですが、これからする解説は一般論として聞いてくださいね。
例えば、「エアロロードは一般的に重たいですよ」という解説をしますけれども、エアロロードの中にも当然軽いものもあります。なので、これは一般論として聞いていただけたらと思います。
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ロードバイクの種類
ロードバイクの種類ですが、だいたいこの4種類です。
- 入門用ロードバイク
- 軽量オールラウンド
- エアロロード
- エンデュランス
他にロードバイクとはちょっと違いますが、グラベルという土の上を走るものもあります。
それはこの枠ではないので置いておいて、この4種類について解説していきます。
入門用ロードバイク
まず入門用ロードバイクですが、おそらくロードバイクを始める人はかなりの人が購入していると思いますね。
ロードバイクを始める人にオススメのものです。
入門用ということで、すごくロードバイクとして特徴があるというより10万円くらいで購入出来るように購入しやすい価格設定になっています。
あえて言うなら特徴がないのが特徴ですね。
安いのでその分 性能は控えめになっています。
ギアやコンポーネントはソラというものが使われていることが多いのですが、性能は控えめですね。
また、初心者の入門用ということで「楽に乗れる」ロードバイクです。
例えば上半身を比較的起こしたような楽なポジションで乗れるロードバイクが多いです。
重量としては、高価なカーボンなどは使わないので若干重いですね。9~10㎏くらいです。
そしてアルミ製が多いです。
カーボンとなると20万円くらいのロードバイクになってしまうので初心者用だとカーボンは使えないですね。このくらいの価格帯だとアルミ製が多いです。
- 10万円程度で購入できる
- 性能は控えめ
- 楽なポジションで乗りやすい
- 若干重い(9~10㎏)
- アルミ製が多い
軽量オールラウンド
入門用ロードバイクを買ったあと、
と思うことがあると思います。
先に軽量オールラウンドを解説します。
これは、山でも平地でもどこでも走れるロードバイク です。
基本的に 軽いです。軽いからといって何か性能を犠牲にしているというわけではありません。
特にヒルクライムをしっかり走りたい!速く走りたい!と思うならコレですね。
価格はかなりピンキリで、ミドルグレードなら20万円くらいから手に入るものもありますし、メーカーのハイエンドなら100万円以上するものもあります。
重さは軽いものが多く、6.8~8㎏くらいです。
6.8㎏というのは、UCIの規定で6.8㎏以下のロードバイクだと公式のレースに参加できないとなっています。
6.8㎏以下のロードバイクを作って販売することは出来ますが、それは公式レースで使えなくなってしまうのであまり販売はされていません。
6.8㎏を下限としてそのくらいの重さのロードバイクが多いですね。
このくらいの軽さになってくるとフレームはほぼカーボンが使われています。
キャノンデールというブランドでは、アルミ製で軽いロードバイクを作っていますが、それ以外はカーボン製ですね。
この軽量オールラウンドは、軽くてどこでも走れるというものですが、最近は軽さが下限の6.8㎏のままでエアロをちょっとずつよくしていくというものが開発されています。
セミエアロと言ったりしますが、軽量オールラウンドのロードバイクですね。
- 山でも平地でもどこでも走れる
- 価格20~100万円以上
- 重さ6.8~8㎏くらい
- カーボン製が多い
- 軽量オールラウンドでもエアロが良い物も開発されている
エアロロード
エアロロードは僕が好きなロードバイクですね。
平地を高速で走るのに向いています。
これも値段はピンキリで、安いものだと20万円くらいのものもありますし、高いものだと100万円、150万円のものもあります。
重さは、ちょっと重くて7.5~9㎏くらいですね。最近は軽量化が進んできて7㎏ちょっとくらいのものもあります。
ただ、ガチガチのエアロロードで6.8㎏になりましたというのは僕の調べた中にはないので、7㎏ちょっとのエアロロードを買って軽量なパーツに替えればなんとか6.8㎏になったりもします。
まだ軽量オールラウンドのバイクに比べるとちょっと重いかなというところです。
素材はほぼカーボン製ですね。アルミ製はないと思いますね。
というのも、平地を高速で走る時には空気抵抗を小さく抑える 必要があるので翼断面を取り入れたカーボンパイプが使われています。
翼断面のように滑らかなものをアルミやクロモリで作ろうとすると大変なんですね。その点カーボンは形を自由に作ることが出来るのでカーボンを使うことが一般的になります。
エアロロードについてはカーボンです。
ただし、翼断面のフレームやパイプに使うと材料を多く使わないといけないので、カーボンとはいえその分重くなってしまいます。
それが軽量オールラウンドに比べて若干重くなる原因ですね。
エアロロードというのは空気抵抗を下げますが、ロードバイクの上に人が乗るので、人も空気抵抗になってくるわけです。
そこで人間の身体はなるべく前に倒した方が空気抵抗が下がるのでエアロロードは 前傾姿勢が取りやすいフレームの構造をしています。
ハンドルが下の方まで下がるということですね。
エアロロードはハンドルが下の方まで下がるので、慣れていないと結構疲れる姿勢で乗ることになります。
とは言え、慣れの問題なので乗っていればすぐに慣れると思います。
- 平地を高速で走るのに向いている
- 価格20~100万円以上
- 重さ7.5~9㎏くらい
- ほぼカーボン製
- 空気抵抗を小さくするために翼断面を取り入れたカーボンパイプが使われる
- 前傾姿勢が取りやすいフレーム
エンデュランス
最後に、エントリアンスです。軽量オールラウンドやエアロロードはどのメーカーも同じところに向かっていたり、似たような形状になっているのですが、エンデュランスは各メーカーで追い求めているところがバラバラになってきている印象があります。
ただ、その中でも似たような設計思想があると思うので、その解説をしていきます。
エンデュランスはコンフォートバイクともいいます。
つまり、 「快適に乗る」そんなロードバイクです。
エンデュランスという名前から想像すると、エンデューロ(耐久レース)に向いているのかな?と思うかもしれませんが、向いているわけではありませんね。
エンデューロというのはあくまでレースです。
耐久レースとは言いつつ、限られた時間の中でスピードを出して競う競技なので、そういうレースには軽量オールラウンドやエアロロードが向いています。
このエンデュランスというのは長い距離をずっと走るということを意味しているんですね。
例えば、「2日間で500㎞走るというロングライドをしようかな」という時に快適に乗れるロードバイクなんです。
このロードバイクは ディスクブレーキが多いです。
つまり手の疲れを軽減してくれます。
このように至る所に 体の疲れを軽減するような工夫がされているのがエンデュランスです。
基本的に楽な姿勢で疲れにくいポジションが出しやすいです。先ほどのエアロロードのようにハンドルを下げて…というものとは違いますね。
長く乗っていると路面の突き上げや振動をどんどん体が受けると疲れてしまうので、 振動を吸収してくれる仕組みがあるんですね。
フレームの材料として、よくしなるようなカーボンを使うとか。
あと、すごいものだと小さいサスペンションがサドルについていて、地面が揺れてもサドルがサスペンションで振動を吸収してくれるというような、かなりハイテクなものもあります。
ということで、エンデュランスは 長い距離を快適に乗れるというロードバイクだと思ってください。
- コンフォートバイクとも言う
- エンデューロ(耐久レース)向けでは無い
- ロングライドやブルべなどに向いている
- ディスクブレーキが多い
- 楽な姿勢で疲れにくいポジションが出しやすい
- 長く乗っていても疲れにくいように振動を吸収してくれる仕組みがある
まとめ
今日は、ロードバイクの種類というテーマでお話ししました。
- 入門用ロードバイク
- 軽量オールラウンド
- エアロロード
- エンデュランス
初めてのロードバイクは、かなりの人が入門用のロードバイクを買うと思いますが、そのあと「次の1台を何にしようかな」と悩むことがあると思います。
僕もかなり悩んで最終的にエアロロードを買いました。
悩んだ時にぜひ参考にしてみてください。
それではまた!
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