ロードバイク講座

手を乗せるだけダンシング

こんにちは。けいすけです。

今回は、ダンシングについての話をしていきます。

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手を乗せるだけダンシング

これは、ダンシングの練習をするときに僕が行っていることです。

手を乗せるだけのダンシングを行っています。

どういうところが良いのか?

と言うことですが、最初の頃はダンシングを行うとすぐに疲れてしまっていました。

それも、疲れるだけでほとんど前に進みませんでした。

そんなときに

もう一度、ダンシングの確認をしようかな

というときに行っているトレーニングです。

その為、このトレーニングは筋力を鍛えたり、心肺能力を鍛えるのではなく、ダンシング全体のバランス感覚などをもう一度確認するためのトレーニングです。

これを、「手を乗せるだけダンシング」と、とりあえず名前をつけました(笑)

もしかしたら、別の名前が既にあるかもしれませんが、僕はこのように言っています。

ハンドルバーを握らないで、ハンドルの上に手を置くダンシングです。

手をパーの形にして、ハンドルの上に乗せます

なので、ブラケットの少し下あたりに手を上から乗せるだけで、ハンドルを握りません。

念のため、注意点を話していきます。

このポーズは、ブレーキに手が届きにくいので、誰も人がいない所で行ってください

近くに人がいるときに、ハンドルを握らずに手をパーの形にして上に置くだけでは、とっさのときにブレーキが握れません。

なので、周りに人が誰もいないところで行ってください

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このダンシングですが、先ほど手をパーの形にして…と言いましたが、パー以外の形でも大丈夫です。

実際におこなってみると、完全にパーの形に開ききることは、なかなか難しいとわかると思います。

なので、だいたいパーのような形をするだけで大丈夫です。

そうすると、手がハンドルの上に乗っているので押すことはできます

体重などをかけて、ハンドルを押すことはできる、けれど、引くことはできない

ハンドルを引くことができないという、これが大事です。

そもそもハンドルを引く必要はほとんど無い

ダンシングのときに、基本的にハンドルを引く必要はないです。

基本的にと言ったのは、ときどきは引く必要もあるからです。

ハンドルを引く必要がないのに、手をギューッと握ってしまうと、体に余分な力が入ってしまいます

そのままハンドルを引いてしまうと、やはりバランスが上手くつかめません

基本的にハンドルを引く必要がないので、手を乗せるだけでバランスを整えています。

これは、非常にざっくりとした計算になりますが、どうしてハンドルを引く必要がないのか?

と言うと、例えば、体重が60㎏の人だとします。

そうすると、400W~500Wくらいであれば、はっきり言って、体重をペダルに乗せるだけで十分にその力が出せてしまいます

ちなみに、400Wが体重を乗せるだけで出せると言うことは、ラクが出来るという意味ではありません。

自分の筋力でもう一度、体重を上に持ち上げないと、落ちるエネルギーは使えないので、決してラクが出来るというということではありません

けれど、ペダルの加重だけを考えるのであれば、400W~500Wくらいは体重を乗せるだけで出すことが出来ます。

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ハンドルを引く必要はないということですが、よくダンシングやラストスプリントのようなところで、

「全力でもがく際にはハンドルを引くんだ!」

と言いますが、それはこういうことです。

500Wくらいであれば、体重を乗せるだけで良いのですが、いざ600W、800Wや1000Wを出そうとした場合には、ハンドルを引かないと出すことができません。

けれど、登りを速く登ろうとするときには、例えば200Wや300Wなど…それくらいでダンシングをしますよね。

と言うことは、きちんと乗れていれば、ハンドルを引く必要は全くないということです。

その際に上手く乗れていない為に、ハンドルがぎこちない動きをしてしまわないように、ずっと手をパーの形にしています。

あえてハンドルを引くことができないように

そこで、手を乗せるだけダンシングであれば、手に乗っている加重を上手くペダルに乗せる練習ができます

さらに、手をパーにするのであれば、ハンドルを押すだけで、加重のバランスなどを整えて練習ができるようになります

と言うことで、パーの形にして、ダンシングをしています

ハンドルには、極力無駄な力を掛けない方が良いです。

足か手で体重を支えるので、適度に手で体重を支えることができます。

その為、押す以外の力が入らないので無駄な力がなくなって来るのです。

ハンドルを押すことは必要なのですが、引く必要はありません

念のために話すと、ハンドルを押す際に、体重が60㎏で400Wや500Wくらいのパワーは出ます。

では、その半分の200Wなどであれば、体重の内の30㎏くらいを乗せるだけで済みます

では、残りの30㎏はどうするのか?

ということですが、それは手で支えたり、おしりで支えるなどします(ダンシングはおしりは使いませんが…)。

と言うことなので、できるだけ無駄な力が掛からないように手の形をパーにしたダンシングを行っています

まとめ

僕は、

「何かダンシングがおかしいな?」

「もう一度、しっかりとバランスを確認しよう!」

と言うときに、手を乗せるだけダンシングを行っています。

では、今回は終わりにします。

ありがとうございました。

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おおのけいすけ
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