こんにちは。けいすけです。
今回は、フロントギアをスムーズに変速する方法 その2ということで話をしていこうと思います。
以前、一回話をしましたよね!
フロントギアをスムーズに変速する方法として、変速ショックが少なくなる方法を別の回で話していますので、興味がある方はそれも見てみてください。
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フロントギアをインナーからアウターに替えるときの話です
今日は、これです。
フロントギアをインナーギアからアウターギアへ替えるときの話になります。
インナー側からアウター側へチェーンを持ち上げると言いますが、これは結構大変な作業です。
特にヒルクライムのときなどには、緩いヒルクライムでインナーで走っていたのだけれど、
「斜度が緩いからアウターに切り替えよう」
というときに、実はこれは結構切り替えにくいことがあります。
今回は、この切り替えについて話をしていきます。
まずはおさらい
まずはおさらいです。
インナーからアウターへ上げる時や、あるいはアウターからインナー下げる時に変速ショックが結構大きくなります。
フロントのギアを替えると、ギア比が大きく変ってしまうためです。
そういう時にこうすれば良いですよ!
ということを以前話しました。
・インナーからアウターに上げるとき
⇒同時にリアを3枚ロー側へ変速します
・アウターからインナーに下げるとき
⇒同時にリアを3枚トップ側へ変速します
この方法で、変速ショックは小さくなります。
ちなみに、これについては別の回で話したので、興味がある方は調べてみてください。
インナーからアウターに上げるコツ
さらにこの上で、インナーからアウターへ上げるときに、やはりコツがあります。
アウターからインナーへ下げる時よりも、特にインナーからアウターへ上げる時の方が大変です。
インナー側の小さいところから大きい側のアウターへ持ち上げる必要があるので、チェーンを上げると言います。
普通にチェーンを上げようとすると、チェーンが強く引っ張られているため変速がしにくいです。
チェーンはギアの上側を通ってグルッと回り、下側を通って、もう一度グルッと上側を通ります。
けれど、フロントのギアでグイッとクランクで踏んで、チェーンが上側で引っ張られています。
逆に下側というのは、チェーンのテンションが緩い状態になっています。
と言うことは、チェーンがガチガチにピーンと引き延ばされた状態で、それをぐいっとディレーラーでチェーンをずらしてあげるのですが、これが結構大変です。
そこで
そういう時にどうしたら良いのか?
という話です。
例えば、少し緩いヒルクライムの場所を走っているとき(ヒルクライムなので、ロー側で走っていると思います)には、フロントのギアがインナー側で走っています。
けれど、
「少し緩くて、スピードも出て来たので、アウターのギアへ替えよう!」
という、そういう時にガチャンと切り替えようとしても、インナー側で結構強くグルグル回しているので、チェーンがピーンと張ってしまって、なかなかチェーンが替えられない。
そういうとき、ではどうしようかな?
という時に、是非こうしてみてください。
まずは、先にリアを3枚ロー側へガチャガチャガチャと入れてください。
そうすると、とりあえずはリアに落とすので、ギア比が落ちます。
すると、ギア比が落ちるので、ペダルの回転数が一瞬上がります。
グルグルグルッと回せるように、その状態で一瞬ペダルの負荷を軽くしてあげてください。
なので、グルグルと強く踏んでいたところを、一瞬緩めて、グルグルグルッと空転させるような形で回転させてあげます。
そうすると、チェーンの上部のテンションが下がるので、その瞬間にシフトを入れて、インナーからアウターへ引き上げてください。
そうすると、チェーンのピーンと張っていたものが一瞬緩くなるので、そのときにはチェーンを上げやすくなります。
なので、そのときにチェーンを上げてしまいましょう!
ということです。
チェーンというのは、テンションが低くて、かつ高回転のときは一気にガチャガチャッと上がることがあります。
けれど、テンションが低くて低回転の場合には、なかなか上がりませんし、このような時に無理に上げるとスプロケットやチェーンがほんの少しですが、ダメージを受けてしまいます。
そして、それを何回もおこなっていると、どんどんとダメージが蓄積されていきます。
なので、シフトチェンジをする際には、できるだけ高回転で回して、かつ、その時にチェーンのテンションが低いような状態でギアを引き上げてあげるということが必要です。
それがこれです。
・先にロー側へリアを3本落とすということ
・一瞬ペダルの負荷をかけることを止めてあげること
これだけで一気にフロントのシフトチェンジがやりやすくなるので、試してみてください。
まとめ
ということで、今回はフロントギアのシフトチェンジについて話をしました。
フロントギアのシフトチェンジは、できるだけやりたくないことだと思います。
けれど、どうしてもシフトチェンジをしなければいけないときがあります。
そういうときに限って、なかなか決まらなくなってしまい、焦ることがあります。
けれど、コツをつかめば、割とすぐにすんなりとガチャッとギアをチェンジすることができると思います。
是非、試してみて下さい。
ということで、今回は終わりになります。
ありがとうございました。
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