こんにちは。けいすけです。
今日は「カーボンローディング」についてです。
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カーボンローディングというテクニックがあります
カーボンローディングとは何なのか?
ということですが、まず「カーボン」とはどういうものかと言うと、つまり糖のことです。
ちなみに、炭水化物などもカーボンの一種で、Carbohydorateと言います。
糖は体を動かす為のエネルギーになり、当然、体にたくさんのエネルギーを蓄えておくと、運動のパフォーマンスが上がります。
なので、これを利用して、大会の前などに糖を体に蓄えておいて、それにより大会でパフォーマンスを上げるということができます。
この方法を実際に行ってもらうと、かなり効果を実感できるのではないかと思います。
なので、大会において、
「本気で上位を狙う!」
「記録を出したい!」
など、そういう時にこのカーボンローディングはかなりオススメです。
基本的な方法
では、具体的な方法になります。
調べてみれば、本当に細かくカーボンローディングについて書いてある記事はあると思いますが、今回は簡単に説明していきます。
だいたい2つのステップに分かれています。
まず1つ目のステップは、大会の6~4日前に、少し強度が強めの運動をします。
すると、体の中で糖分が減ります。
使い切っておくという感じです。
その後、2つ目のステップとして、大会の3~1日前には、練習の強度をかなり落とした上で、炭水化物を多めにとる食事をします。
すると、糖分が減っているところに、たくさんの炭水化物を摂取するので、
「体の中に糖が少ないから、糖分を蓄えないといけない!」
と、体の中に糖を蓄えるようになります。
そして、大会のときには、普段よりも多くの糖が体に蓄えられた状態をつくることができるのです。
これは、カーボンローディングのかなり基本的(ベーシック)な方法です。
これを応用した色々な方法が、結構出てきています。
興味がある方は是非調べてみて下さい。
基本的には、この方法です。
ステップ1:大会の6~4日前は強度が強めの練習で体の中の糖を枯渇させる
ステップ2:大会の3~1日前は練習の強度をおとす、そして炭水化物が多めの食事をする
大会の前に、炭水化物をたくさん食べて蓄えておきましょう!
という発想です。
ぼくの場合
実際に、僕がどういうことをやっているのか?
ということですが、ステップ1をやらずに、ステップ2だけをやっています。
なので、大会の前にわざと強めの練習をして糖を枯渇させるなど、そういうことは実際にやったことがありません。
そういうことをしなくても、何度か色々とカーボンローディングを試してみた結果、大会前の3日間の食事を炭水化物が多めの食事へ変える(お米、パスタやパンを多めにするなど…)、それだけでもかなり効果は実感できると思います。
普段より、炭水化物をたくさんの量食べる。
それから、当然、大会の前には少し練習量を落とす。
そうするだけで、かなり効果を体感することができると思います。
メリット
カーボンローディングを行うと、大会において普段よりも長い間、ずっと力を出し続けることができると感じます。
当然、これは自分が感じたことなので、実際にパワーメーターで測ってみたわけではありません。
けれど、少し感覚的な答えになってしまいますが、僕は大会でのパフォーマンスの向上をかなり体感できると思っています。
実際に大会で走る中で、
「あれ!?こんなにパワーが出たかな?」
ということが結構あります。
普段の練習では、すぐにへこたれてしまうような所でも、
「まだまだパワーが出るぞ!」
と体感的にスタミナが持続する、持久力が向上していることをすごく感じることができます。
本当に、これがカーボンローディングの効果なのか?
という判断は、確かに難しいところです。
大会で、少し興奮をしていたので、それでパワーが出たのかもしれません。
ただし、何度か実践してみて、やはりカーボンローディングを行った後には、それなりに体の調子が良いということが僕は続いていました。
なので毎回毎回はやりませんが、記録を目指すような大会では、カーボンローディングを実施しています。
デメリット
念のため、デメリットについても話していきます。
まず、基本的に体重は増えます。
これについては、僕は
「良いことばかりだな!」
と思っています。
どうしてかと言うと、糖を体に蓄えるためには、必ず水分と結び付いた形で体に蓄えていきます。
糖分だけを体に蓄えるということはできません。
糖と水が結びついた形で蓄えるため、そのためにだいたい1㎏くらいは重くなります。
けれど、僕にとっては1㎏重くなることよりも、パフォーマンスが上がることの方が大きいです。
結果的に良い記録が出ます。
また、別のデメリットとして、これは他の人に当てはまるのかはわかりませんが、僕は大会の後に体調を崩すということが結構ありました。
そもそもカーボンローディング自体が、自分の体のバランスをすごく崩すものですよね?
一気に糖分をガーンと蓄えて…ということは、通常の生活ではほとんどありません。
これも体のバランスを崩すことですし、そもそも大会そのものがすこぐハードなものです。
まずは、体に糖分を蓄えるということで、体の通常の調子とは変わってしまいます。
その上、大会という肉体的にさらにハードなことをすることで、またそこでも体の調子が狂ってしまい、それによりカーボンローディングのぶり返しと合わせて、次の日から風邪を引く…など、そういうことがありました。
僕は、風邪を引きやすくなりました。
毎回風邪を引くわけではありませんが、カーボンローディングをした後に本気の大会に出て、
「良い記録が出たぞ!」
という次の日に、体の調子が悪くなることがよくありました。
これは、副作用というか、パフォーマンスを上げることの引き換えのようなものなので、仕方がないのかな?
と思っていますが、実際にこういうデメリットがあります。
まとめ
カーボンローディング自体は、とても瞬間的に、その日1日だけは、パフォーマンスを上げることができます。
なので、僕はオススメをします。
大事な大会のときには、是非試してみると良いと思います。
では、終わりにします。
ありがとうございました。
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