こんにちは、けいすけです。
今回は、ズバリ!「重心」についてです。
重心をどんなときに意識したらいいのか?についてです。
重心を意識しましょうとよく言われますが、どんなときに意識すればいいのか?あるいは意識しなくてもいいのか?ということをシチュエーション別に考えていきます。
重心を完全に意識しなくていいことはないのですが、そんなに意識しなくてもいい場合はあります。逆に重心を意識した方が良い場合も当然あります。
この記事では場合分けをして重心を意識した方が良いときと、あまり意識しなくてもいい時を解説します。
コーナー
最初はコーナーです。コーナーは重心を意識した方がいいですね。
これは割と重要です。割とというかとても重要ですね。
曲がる時は重心がほぼすべてです。
ちなみにコーナーといっても、緩いコーナーではなくて、ここで言うのはキツいコーナーの事です。
例えば180度のヘアピンカーブだったり、クリテリウムであるような直角コーナーです。
ロードバイクはタイヤが回っていることでバランスが取りやすくなるのですが、それが低速になるとバランスが取りにくくなります。
しかも曲がる訳なのでタイヤのグリップをギリギリまで使うシチュエーションも(たまには)あります。
重心としてはコーナーのできるだけ内側に持っていく様にイメージします。
バイクのレースをイメージすると良いと思います。本の数センチメートルで良いので、コーナーの内側に体を持っていく(ずらす)ようにします。
コーナーでは内側に重心を少しだけずらす
ブレーキ
次はブレーキです。
ブレーキングもコーナーと同様に重心は大事です。
と言うのもハードブレーキングをするとタイヤのグリップをかなり使う場合があります。
例えば直線の後に90度コーナーがあったりすると、一気に減速しますよね。
他にもダウンヒルであれば普通のコーナーであっても減速してからで無いと曲がれません。そのため減速します。
この時は主に前輪のブレーキで減速をするのですが、何も考えずにブレーキをすると、前輪を使いすぎてしまいます。
そのため、後輪でもしっかりブレーキをするために、重心をすこし後ろにずらします。
つまり、なるべくサドルの後ろ側に座って、自転車の後ろに重心を持っていきます。
ほんの数センチで良いので、サドルの後ろ側に座りましょう!
ブレーキングの時は、ロードバイクの後ろの方に重心を少しだけずらす
加速する時のダンシング
平地で加速するときのダンシングなのですが、この時は重心を意識をしましょう。
なぜ重心を意識するべきかというと、体重をしっかりとペダルに乗せるためです。
ちなみに、体重をペダルにしっかり乗せることができれば400Wくらいはでるんですね。
なので、400W以上で加速する時は、体重をすべてペダルに乗せて、その上でさらに踏み込まないといけない訳です。
体重を全部ペダルに乗せる訳なので、当然重心はペダルの真上にある事が望ましいです。
そのため、加速する時のダンシングでは重心をしっかりと意識して、ペダルの真上に持ってきましょう。
加速する時のダンシングでは、ペダルの真上に重心を持ってくる
普通に漕いでいるときはあまり重心を意識しなくて良い
では逆に重心を意識しなくても良い場合ですが、普通に漕いでいるときはあまり意識する必要はありません。
なぜかというと、もししっかり体重をペダルに乗せてしまうと400Wもでてしまうからです。
普通にペダルを漕いでいるときは400Wなんて出しませんよね?
仮に、400Wの半分の200Wを出すとすれば、体重の半分程度をペダルに乗せればいいのです。
だったら重心がどこにあってもペダルに十分な体重がのりますよね。
なので、普通に乗っている時は重心の位置はさほど重要ではありません。
重心よりもペダリングだったり、ハンドリングだったり、そっちを気にした方がいいですね。
まとめ
以上、重心についてまとめました。
コーナーやブレーキングの時は重心は意識すべきですが、普通に漕いでるときはさほど重心を意識する必要はありません。
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