こんにちは。けいすけです。
今日はパワープロフィールについてお話ししていきます。
パワープロフィールというのは、 MMPをグラフにしたものです。
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パワープロフィールとは
パワープロフィールとは、どれくらいの時間でどれくらいのパワーが出せるのかということが一目でわかるものです。
どういうものかは実際に見た方がわかりやすいので、見てみたいと思います。
これは、トレーニングピークスというアプリで、パソコンで見ると色んなグラフが出てきます。
TRAINING PEAKS(トレーニングピークス)公式サイトはこちら
これがパワープロフィールのグラフです。
横軸が時間、縦軸がパワーになっています。
例えば、30秒のところのパワーは563Wと出ました。
これは、僕が色んな練習や走ったデータを全てこのアプリにアップロードしておくと、自動的にこのアプリがデータを探してきて「30秒間であなたが出した最大のパワーは563Wです」ということを調べてグラフにしてくれるというものなんですね。
例えば5分で見ると363W、1時間だと242Wとなっています。こういうものをグラフで見ることができます。
パワープロフィールの使い方
例えばヒルクライムのレースに出ようとしてヒルクライムのコース的に30分くらいでゴールできるということがわかっているとします。
その場合、このグラフの30分のところを見れば262Wなので262Wでずっと走ればこのヒルクライムは自分のベストを出せるだろうし、ちょっと頑張り過ぎてしまって300W出してしまったら、30分のうちの12分で力尽きてしまうかもしれない、ということがわかります。また、もう少しパワーが低く、229Wくらいなら90分くらいずっと出せるのでゴールした時も余裕のままでもう少し速く走ればよかったなぁと思うかもしれません。
このように、グラフになることで自分が何分間だったら何W出せるのかということがわかるわけです。
データの集計期間
このグラフを作るには、データが必要なのですが、グラフになっている点を見ていくと、大体日付が違います。
これは当たり前で、例えば5分間全力走をやってこのデータを取った、その1時間後に30分間の全力走をやっても、自分のベスト記録が出るはずがないですよね。なので、別の日のデータを取ります。
このグラフを作るには大体6か月分くらいのデータがあるといいだろうと言われていますね。
得意とするレースが分かる
このグラフは常に完璧というわけではありません。
例えばトライアスロンをやっている人にしてみれば、5秒ダッシュとか30秒ダッシュというのは使わないので必要ないですよね。
だからそもそもこの辺の練習はしないですね。
トライアスロンの選手の場合は、データの取っていないパワーは明らかに弱かったりします。
これを見て、自分がどれくらいパワーがあるのかがわかりますし、自分が得意とするレースがわかります。
グラフの左に行くほどパワーがたくさん出ているのであればスプリンター向きですし、右に行くほど基本的に落ちていきますがその落ち方がなだらかだったら長距離向きと言えます。
ただ、3時間のデータはなかなか取る機会がないと思うので、3時間のデータとしては合っているか疑問に思う部分もありますが、グラフで色々なことがわかります。
複数の条件で比べる
また、別の機能として複数の条件を指定して比べることができます。
例えば、これはある期間で区切って2つのグラフにしたものを比べています。
「この期間はこれくらいのパワーで走っていた」「こっちはこれくらいだ」など、自分の成長を確認することができるグラフになっています。
時間が経過した時に自分がしっかり成長しているのかを知ることができるのがパワープロフィールです。
まとめ
今日はパワープロフィールについて紹介しました。
パワープロフィールとはMMPをグラフにしたもので、どれくらいの時間でどれくらいのパワーが出せるのかということを表しています。
これがあると、「ここで自分は力を出せるのか」ということがわかり、自信にも繋がるのでお勧めです。
自分のパワーを見てみると面白いと思います。
それではまた!
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