こんにちは。けいすけです。
今日は、上半身の筋肉はつける必要はあるのか?
というテーマで話していきます。
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色んな考え方がありますが、僕の考え方をお伝えします
ロードバイクは、基本的には足でペダルを踏むのですが、もちろん足だけではなく、全身の連動運動なため、全身を動かす必要があります。
そのときに、下半身に筋肉が必要なことは当然として、果たして上半身に筋肉は必要なのか?どうか?
ということで話していきます。
ちなみに色々な考え方がありますが、それぞれの考え方を否定するつもりはありません。
僕は、こう考えています!
ということをお伝えしていきます。
基本的に上半身の筋肉をつける必要はない
では、始めていきます。
僕は、基本的に上半身の筋肉をつける必要はないと考えています。
上半身に筋肉が必要ない!
と言っているのではなくて、わざわざ筋肉をつけるためにトレーニングなどをしなくても良いだろう、という立場です。
上半身の筋肉は、ロードバイクにとってあまり必要はないだろうと思っています。
筋肉は必要はないのですが、上半身の筋肉の動かし方ということは、これは非常に大切だと思います。
全身の連動は大切です
ロードバイクは、全身を連動させて動くものです。
それは、もちろん手の先から頭のてっぺん、そして足の先までを使うわけです。
特に、ダンシングをするときには、自分でもわかると思いますが、全身で動いています。
シッティングをしているときには、座っていて、且つ、ハンドルも握っているので、上半身を使っていないように見えるかもしれませんが、それでも小刻みには横に揺れています。
というように、全身が動いていて、動かないところは当然ありません。
特にダンシングを見れば、全身が動いているということがわかると思います。
なので、全身を動かす必要は絶対にあります。
正しい動かし方をしていれば勝手に筋肉はつく
そのときに、正しい動かし方をしていれば、ある程度は勝手に筋肉が自然についていきます。
正しい動かし方をしていれば…です。
例えば、ダンシングをしているときにはペダルに体重が乗るような姿勢をする必要があります。
それも、ピタッと止まっている中でとる姿勢ではなく、動きながらその姿勢を作って、体重をペダルに上手く乗せていく必要があるわけです。
なので、これは、どちらかと言うとダンシングのときに、このタイミングで!このリズムで!
という中で、しっかりと体を動かすということが必要なわけです。
筋肉があれば、体を動かすことができる…というわけではなくて、その動かし方を知って、その上で筋肉をつけないと上手く動くことができません。
なので、ペダリングをするときの姿勢にしても、筋肉があれば、その姿勢が維持できるというわけではありません。
もちろん、筋肉があれば姿勢がとれるというのであれば、例えば、バレリーナは筋肉ムキムキにするべきなのか?
というと、当然それは違います。
バレエをするのであれば、体がしっかりと動かせた上で、必要な筋肉をつけないといけません。
これは、バレエに限ったことではありません。
必要な筋肉をつける、けれど、その前に必要な動作ができるのか?どうか?
ということが大切です。
大半は筋肉の動かし方や使い方に慣れていない
全ての人は、自転車に乗るために進化をしたわけではありません。
人類はだいたい6万年くらいの二足歩行の歴史があって、その中で自転車が出て来たのは、ここ最近の200年くらいです。
なので、人類は自転車の動きに対応した進化をまだできていません。
我々人間は自転車を動かすための筋肉の動かし方が基本的にわかっていないのです。
なのでそのときに
「速く進むためには…」や、
「こういう動きをしなければいけない」
という、その動きを学ぶことがまず最初だと思います。
これは、順番を間違えてはいけません。
筋肉がつけば、その動きができるようになるのか?
と言うと、また、それも違います。
動きが出来るようになった上で、動きを補うために筋肉をつける、というのであれば大丈夫です。
だけど基本的には、まずは筋肉をつける前にしっかりと動きを練習するということが大事です。
直観的に、こういう話をわかる方がいらっしゃると思います。
例えば、すごくヒョロヒョロしているな…という人が陸上競技でものすごく速かったり、あとは自転車でも、すごく細い人が速かったりすると思います。
そういった方は、おそらく体の動かし方をわかっていると思います。
それは意識的にわかっているのか?
それとも無意識的にそのような動きをしてしまっているのか?
はわかりませんが、おそらくは体の動かし方が上手で、上手く足に体重を乗せることができるので、速く走ることができているのではないかと思います。
何も筋肉ムキムキの人が速い!というわけではありません。
上半身の筋肉をつける必要がある場合
ということで、「基本的には上半身の筋肉をつける必要はない」ということが僕の意見です。
けれど、基本的には…ということなので、例外もあります。
筋肉をつけた方が良いのではないか?
というときもあります。
それは、高出力で踏むときです。
だいたい400W以上で踏むとき
だいたいの目安としては、400W以上です。
この400Wという数値は、ケイデンス、あるいは体重によっても変化をするので、とりあえずは、この400Wは目安ということで覚えてください。
この数字が何か?
というと、体重を全てペダルに乗せてペダリングをした際に、だいたい体重が60㎏くらいの方であれば、体重をしっかりと乗せることができれば400Wくらいは出すことができます。
なので、これを一つの目安としています。
手でハンドルを引く必要があります
では、400W以上を踏むときには、体重が足りないのではないか?
となるのですが、そういうときには手でハンドルを引く必要があります。
なので、この400W以上の負荷が必要なときには、手でハンドルを引けば良いです。
しかも、手でハンドルを引くことによって、かなり直接的にパワーを出すことができるので、このときには手の力がとても大事になってきます。
手の力と言いましたが、結局、手の力を体から伝えてペダルまで持って行かなければいけないので、上半身がとても大事になってきます。
なので、ものすごく速くなりたい!
など、さらにもっと高出力のスプリントでは当然、上半身の筋肉が大切です。
まとめ
基本的には、筋肉をつける必要はないのですが、筋肉をつける場合は高出力で踏む場合ですよ!
という話です。
また、最初は筋肉をつけるのではなく、動かし方を覚えて、さらにそれ以上が必要であれば、筋肉をつけるという手順を踏んだ方が良いと思います。
では、今回は終わりにします。
ありがとうございました。
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